吟道は日本の伝統芸能であり、崇高なる精神と人格の向上を図るものです。
吟者は姿勢を正し、臍下丹田より力強く発声し、詩歌に凝縮された作者の多様な感情を表現します。
これにより、心身共に豊かに健やかとなり、且つは教養・美しい日本語も身に付けることが可能となります。
いまこそ、詩吟を始めてみませんか。
沖縄玉岳風会 師範吟士:照 屋 蓮 風(れんふう)
詩吟とは、漢詩・和歌・俳句・新体詩など種々の名詩に、節をつけて歌う日本の伝統芸能です。
幕末の昌平黌などの学問所にて漢学を学ぶ為、素読時に節をつけて吟詠することが推奨されたのがその起こりと考えられます。
武道・茶道と同様に礼儀や精神性を重んじるところから、吟道とも呼称されます。
吟道の精神は近代吟詠の祖の一人、渡辺緑村の三段落からなる成文(※)に論旨明快に記されています。
朗吟は邪穢を蕩滌し、飽滿を斟酌し、血脈を動蘯し、精神を流通し、其の中和の德を養って氣質の偏を救うものなり。
吟道は氣を養うの道なり。人の生や氣なり。氣竭くれば死す。氣は以て養わざるべからず。
正風六合に洽く、一聲士氣高し。吟じ終わりて清風起こる。一吟天地の心。
まさに詩吟を通して、清々しい世界の顕現が叶うことがこの道の神髄なのではないでしょうか。
(※) 渡辺緑村 成文 日本詩吟学院 普及版 吟詠教本 漢詩篇(一)より
●ストレス解消
お腹の底から大きな声を出すことで、気分がスッキリとします。
●有酸素運動・アンチエイジング効果
丹田式呼吸で空気を沢山取り込むことで、血液中の酸素量が増え、細胞が活性化して内臓の働きが増進されます。
姿勢が良くなり、自律神経が整うことによる老化予防も期待できます。
●教養がつく
漢詩・和歌などを通し、青史に触れ、読解力や記憶力の向上のみならず、漢字・美しい日本語も自然と身に付きます。
詩歌の作者の喜びや哀しみといった心に触れることで、情操教育にも役立ちます。
●人前に強くなる
人前でのお稽古を常とし、謹厳な態度で、自己と向き合う訓練をすることで、自信がつきます。
お祝いの席などでも、堂々と披露することができます。
●生涯学習として
世代や職業を問わず、気軽に始めることができ、舞台などでの程よい緊張感が日常にメリハリを与えます。
様々なシーンで、集中力やベストパフォーマンスを発揮する力が自ずと身に付きます。
教場名 | タイムスカルチャースクール |
教場代表 | 師範 照屋蓮風 |
団体名 | 沖縄玉岳風会 |
所在地 | 沖縄タイムスビル5F |
活動日 | 毎週火曜日 |
活動時間 | |
問合せ先 |
沖縄県那覇市久茂地2-2-2 タイムスビル5F Tel:098-861-8740 受付:月ー金 10:00ー19:00 (※土曜は10:00ー17:00) |